お役立ちコラム

アットホーム表参道クリニックの
お役立ちコラム

18.12.21
APS/PRP

年齢は関係ない!高齢の方にこそおすすめしたい再生医療

最近は若々しい気持ちでお過ごしになる高齢者の方も多いですが、膝の痛みによってご自分の活動が制限されるとがっかりしてしまい、気持ちが塞ぎこんでしまうこともあると思います。 そして何よりも、膝が痛いということが、生活の質(Quality of life)を格段に低下させます。

通常、膝の治療においては、薬物療法やリハビリテーションといった保存的治療が行われます。しかし、これらの治療は根本的に治す治療ではなく、定期的な通院が必要となってしまいます。治療の効果に満足できずにいるものの、できれば手術は受けたくない、あるいは、脳血管疾患や心臓病など、他の病気を抱えていたり、体力的に手術は難しいと言われてしまったという方もいることでしょう。

従って、あまり効果がないと感じながらも、ヒアルロン酸注射を定期的に打ったり、薬物療法や物理療法のマッサージなどで対処するしかないということで諦めていらっしゃる方々が多いかもしれません。

そんな、悩みをお持ちの高齢者の方にこそ、ぜひおすすめしたいのが、APS療法やPRP療法、幹細胞治療といった再生医療です。

つらい膝の痛みに、新たな救世主!幹細胞治療について知りたい!
ヤンキース田中、エンジェルス大谷両選手も受けた!注目のPRP療法とは?
従来のPRPとはまったくの別物!次世代PRPといわれる「APS」とは

手術をしないことが、高齢者にとって大きなメリットに

再生医療は、手術と保存的治療の間をつなぐ新たな治療法です。

手術を受けたくない、もしくは受けられない人にとっては救世主のような治療法といっても過言ではないでしょう。 APS療法、PRP療法では血液を、幹細胞治療では脂肪を患者さんから採取し、治療に必要な成分を抽出します。そして抽出した成分を加工して患部に投与することになります。 血液や脂肪の採取、投与は、日帰りで行うことが可能で、もちろん入院も必要ありません。 しかも、自分の血液や脂肪を用いるわけですから、安全性も担保されています。

仮に手術を受ける場合には、術後の安静や入院が必要になります。特に高齢者の場合は、手術を受けた後、入院期間のうちにフレイル(健康な状態から要介護に移行するまでの加齢による衰え全般)という状態に陥ってしまうことがあります。動きが制限される間に、体力や筋力が著しく低下してしまうことも多いのです。

幹細胞治療の場合、治療の副作用については、麻酔時のチクッとした痛みや細胞を採取する際に内出血することがある程度です。治療後に若干の痛みと腫れが起こることもありますが、これも通常は3〜4日ほどで軽減します。投与のときに、外界と関節腔が交通するため、感染症が起こるというリスクも指摘されていますが、この点については、感染対策を万全に行えば、ほぼ心配ありません。

また、PRP療法、APS療法も副作用はほとんどなく、少しの違和感、腫れが生じるという程度で、これも翌日には消失します。

再生医療は治療効果が表れるのも早い

幹細胞治療の効果は概ね、3〜4カ月以内に出ます。早い人では1週間~10日ほどで症状が改善する人もいます。APS療法とPRP療法も、早い人で1週間~10日、遅くても1カ月以内に効果が表れるケースがほとんどです。

再生医療の治療効果に対するエビデンス(科学的根拠)については、さまざまな報告がされているのが現状です。よって再生医療を根本治療と言い切ってしまうのは時期尚早であり、再生医療によって全てが解決するわけではないと、私たち整形外科の専門医は考えています。

この点については、今後私たちは、幹細胞治療において東京大学医学部 整形外科学教室などと協力し、基礎及び臨床研究を行っていく予定です。

また、痛みが軽減すると動くことが容易になるため、さらに筋力がついていくなどの相乗効果が期待できます。そして、膝の改善を実感すると、例えば、治療前の痛みが10だったものが7になった人は、さらに5、4にしたいと考えて自己管理をしたり、生活習慣にも気をつかうようになるでしょう。 再生医療とリハビリテーションの併用が効果的であるという明確なエビデンスも、今のところはありません。しかしこの点も、今後の私たちの症例の蓄積と臨床研究によって明らかにしていきたいと考えています。

膝の痛みにお悩みの皆さん、ぜひ、一度ご相談ください。

 

関連記事

診療時間

時間 日/祝
9:00〜12:00
13:00〜18:00

※土曜の午後は13:00〜17:00まで
休診日:日曜・祝日
診察終了時間の30分前までに受付をお済ませください。

pagetoppagetoppagetop